謎深き青森(4)鬼澤荘情報戸来・太陽ピラミッド(大石神)


戸来・大石神の正体は巨大蛙だった

戸来村には、キリストの墓の他にも、大石神というピラミッド遺跡があります。
キリストの墓からさらに西へ進んでいくと、羽井内(はいない)集落というのがありまして、そこには地元では「ピラミッド」と呼ばれている大石神があるんですな。
一見、単なる自然石の集まりですが、祠が建てられ、村人からは「石上様」と崇められています。
ちなみに、鬼族事件に巻き込まれた稲木壕太君が幼少の頃から預けられた石上電工の社長は、この村の出身だという話もあります。
この石の集合体がピラミッドと見なされるのには、もちろんわけがあります。
祠のそばの石は、きっちりと組まれていて、隙間は真東を向いてます。
山頂の石は正三角形で、その一辺が南北を示しています。
太陽石

ここの太陽石は、昼間は石の格好をしていますが、夜になるともっそり動き回ると、地元の人は証言しています。夜中にこんなところをうろつく人間はいませんから、見た人は本当に少ないんですが、巨大な蛙のようだったという話がいくつか伝えられています。
巨大な蛙……。笑うかもしれませんが、上の石をじーっと見てごらんなさいな。見えてきませんか? こんな風に……
実は巨大な蛙なのだった

ね? これが太陽石の正体だったんですね。
この巨大な蛙は、この先にある迷ケ平(まよいがたい=迷い難い)を見守る守護神だということです。
迷ケ平は、この世のエデンの園と言われています。ネマガリタケをはじめ、山菜が豊富で、まさに地上の楽園。
この地方の人たちは、父親のことを「アダ」、母親のことを「エバ」と呼ぶんですが、まさにこれはアダムとイブに通じますね。

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