Mastodon
ぷちぷちサミット(11) 世界人口は激減するが人類は生き延びる?
一つ前 |
目次
| 次へ
核戦争さえ避けられれば人類は生き延びる?
幽大:
余輩はもうすぐ死ぬが、イシコフさんが言うように、人類はまだしばらくは絶滅はせんと思う。免疫の破壊や水質汚染、環境破壊によって病死は増えるし、餓死や栄養失調での死も増えるから、今までのような社会を維持するのは難しいだろうが、それでも生き残る者はいる。生き残った者たちは、少なくとも遺伝子的、生物学的には強い者たちだろう。劣化した環境に適応したわけだからな。
吾狼:
ぼくなんかはさっさと脱落しますね。
幽大:
いやいや、吾狼くんは結構しぶとそうだ。運動神経はなさそうだが、体力はそこそこありそうだし、小柄だからエネルギーもあまり使わんだろ。小太りで小柄でそこそこ出歩いているような人間は強そうだ。基本消費エネルギーは低めで、体内にある程度脂肪も蓄えているから餓死しづらい。あちこち出歩いていろんなバクテリアやウイルスにも接しているから自然免疫もついている。ある意味、新時代の理想形なんじゃないかね。
吾狼:
でも、食糧不足でインフラも維持できない社会に天変地異も襲ってくるわけでしょ。そんな世の中で苦しみながら生き抜くよりは、一瞬で死んじゃうほうが楽です。
幽大:
それなら、核爆弾で蒸発するような死に方がお望みなのかな?
イシ:
冗談ではなく、核兵器が使われたりすれば、環境もろとも吹っ飛びますから、生き残りも何もないですよね。攻撃するほうは中途半端にやっても報復されるから、一気に国を丸ごと吹っ飛ばすくらいの無茶なやり方をするかもしれない。核ミサイルのボタンを押す人間はすでに頭がマトモじゃなくなっているから、何をするか分かりませんしね。
吾狼:
そういう可能性もゼロではないと?
イシ:
ゼロではないだろうけど、多分そうはならないでしょう。今考えられている次の戦場は中国で、敵対するのは台湾、日本、韓国というのがペロシやヌーランドを使って戦争を仕掛けようとする一部の連中でしょうけれど、中国は標的として大きすぎる。しかも台湾も日本も本気で中国と戦争をしようなんて思ってない。
吾狼:
台湾は特にそうですよね。台湾の財閥や企業は中国と深くつながっているし、中国と戦おうなんて思ってない。間違ってもネオナチに乗っ取られたウクライナ政府みたいなことにはならないですよね。
幽大:
蔡英文総統は
客
(
はっか
)
の血筋で中国共産党とも近い血族だし、最終的には中国の一部に収まってもいいと思っているんではないかな。
イシ:
ええ。今だって独立国としては世界的には認められていないわけで、最終的には中国に吸収されつつも、特別区のような形で様々な特権を与えられるような状態をゴールとして設定していると思います。今はまだそんなことは口にしませんが。
どうしても中国共産党の下に入るのは嫌だという人たちはアメリカ西海岸に移住するんじゃないかな。すでに親戚がアメリカ国籍を取っているというケースも多いそうだしね。アメリカとしても、台湾の優秀な人材が流入してくることで損をすることはない。
幽大:
そうなると、ますます台湾と中国が本格的に武力でぶつかって、そこに日本や韓国が巻き込まれるという図式は難しいじゃろ。
イシ:
そう思います。ですから、今の段階では、日本はやはり、病死の急増、食糧難、インフラ崩壊で急速に弱っていく、という近未来図のほうがはっきり見えてきますよね。
幽大:
苦しそうだな、それは。人はバタバタ死ぬだろうな。
イシ:
バタバタというよりは、じわじわ、ですかねえ。どこかで加速度が一気に上がるポイントが訪れるかもしれませんが。
吾狼:
新コロワクチンの時限爆弾がどのへんから爆発し始めるか、ですね。免疫が落ちてしまった人たちがじわじわと病死していく。でも、そうなっても国は、経済の悪化が、とか、エネルギー危機が、とか、別の要因からだと説明する。外から食糧やエネルギー資源が入ってこなくなったのは中国やロシアのせいだ、などと言って国民を扇動する。
幽大:
そうなることはかなりはっきりしているから、そのときに日本人がどれだけ冷静さを保っていられるかが問題だわな。
イシ:
その通りです。80年前に鬼畜米英と焚きつけられたときのように鬼畜中露なんてことになると、事態はさらに悪化するだけですから。今の政府から少しでも危険な連中、特に日本版のヌーランド、ペロシのような連中を減らしていくことができればいいんですが、難しいでしょうね。
吾狼:
旧統一協会との結びつきが連日報道されていて、今までとは少し違う流れも出てきそうですけどね。
幽大:
統一協会と結びついている政治家というのは、政治信条がどうのというより、ただ単に選挙で票がほしいとか、党の上層部から言われるままに動いた結果ああなっている、というのが多いんじゃないのか。
イシ:
そうでしょうね。そういう中身のない連中だけでも追いだしていければいいんですが。
吾狼:
それでも残ったのが本当にヤバいやつ、ってことで、分かりやすくなりますからね。
日本版のヌーランド、ペロシみたいなのとか。
イシ:
しかし、ああいうヤバい連中と同じような思考回路の一般国民が結構いるからね。
日本の人口減少が今までの想定以上に加速していって貧民国になることは間違いないけれど、そのときに死んでいく人たちはほとんど無差別だからね。思慮深い善人が多く生き残るというわけじゃない。むしろ逆になってしまうかもしれない。
吾狼:
イシコフさんがまとめに入ると、どうしても暗い結末に近づきますね。まいったな。
イシ:
あ、ごめんごめん。根がネガティブなんだろうね。ふうう。
じゃあ、今回はこのへんで一旦お開きにしますか。あまり進展はなかったような気もするけど。
吾狼:
はい。
幽大:
御意。余輩もちと疲れた。少し寝るわ。
吾狼:
おやすみなさ~い。
情報戦争、天変地異、食糧危機、エネルギー危機、経済崩壊……「リセット」世界で淘汰されるがままになってたまるか。金も地位もない「普通の人」が無理なくできる生き残り術を具体的に提案。「マイルド・サバイバー」という生き方とは?
で購入は
⇒こちら
以下からもご購入できます(Click)
(セブンイレブン各店などで受け取り)
カタカムナから量子論、宗教哲学、情報戦争まで、現代社会の謎と真相を楽しみながら考える、まったく新しいタイプの文章エンターテインメント
『
用務員・杜用治さんのノート
』
で買えます
。
Kindle版は⇒こちら
(500円)
一つ前 |
目次
| 次へ